ジムニーの調子はどうですか?
先週辺りから気温が高くなり、エンジンの調子も良くなってきますね♪
先日、通勤中にふと気になることが…
「ドアがカタカタ」と異音を発するようになっている事に気が付きました。
元々JA11は室内でもエンジン音やロードノイズで煩く、更にオーディオを聴くために爆音で走行をしているので気にならないと言えば気にならないのですが…
気が付いてしまったので原因を探ってみることにしました。
原因
異音の原因を突き止めるには根気のいる作業が要求されます。
今回ご紹介する内容は異音の原因になるであろう要因の一部です。参考にして頂ければ幸いです。
さて、ドアの異音で主に考えられる原因は下記の4つです。
- ウェザーストリップの劣化
- ストライカーの樹脂紛失
- 外側のドアノブの遊び調整不良
- ヒンジのガタ
この4点がドアからの異音の原因と考えられる事が分かりました。
ウェザーストリップの劣化
ウェザーストリップが劣化すると雨漏りをする可能性が高く、比較的簡単に劣化が分かるパーツです。
ラバー素材なので目視でヒビがないか。触ってみて弾力がなく、硬化していないか等確認方法は誰でも分かる内容です。
意外と軽視されがちなパーツですが、高年式車だと劣化している車両がほとんどなので交換をおすすめします。
私のJA11は平成7年式で20年以上前の車ですが、確認してみると一度も交換していないと思われます。
画像からも分かるように、かなり劣化しています。
既に交換時期は過ぎていますね。近いうちに交換が必要です。
ウェザーストリップはラバー素材でその性質からボディに押し付ける事によって雨の侵入を防いでいます。
ストライカーとの兼ね合いもありますが、ドアの振動を微力ながら軽減してくれています。
ストライカーの樹脂紛失
まずはこちらの画像をご覧ください。
ストライカーには樹脂パーツが取り付けられています。
これが経年劣化、又は長年の使用で破損、紛失してしまいます。これによりドアを閉めた状態でもガタが生じてしまいます。
パーツリストを確認してみましたが、樹脂パーツだけでは部品が出ないのでストライカーを交換する必要があります。
お値段は税込みで1200円程なので試しで購入してみても良いかもしれません。
外側のドアノブの遊び調整不良
ドアノブの遊び調整不良はドアが振動している訳ではなく、ドアノブの遊びが多すぎることで「ドアノブが異音を発生」させている可能性があります。
意外と知られていませんが、JA11のドアノブは遊びの調整が可能です。今までに見たJA11は多くの車両がドアノブの遊びが多くなっていました。
皆さんのJA11でドアの締まりや開きが悪かったりしませんか?
ドアノブの遊び調整に挑戦してみましょう。
※後日遊びの調整方法を紹介したいと思います。
ヒンジのガタ
現代の車ではありえませんが、JA11はドアヒンジが剥き出しになっています。
剥き出しだと雨風に晒され、錆や腐食が発生します。そうするとヒンジにガタが発生する原因となります。
画像でも分かるように錆が発生しています。定期的な注油作業が必要です。
リアゲートのヒンジ部のトラブルは良く聞きますが、ドアヒンジのトラブルはほぼ聞かないですが1つの可能性として覚えておきましょう。
まとめ
如何でしたか?ドアの異音で悩んでいた方は一度ご紹介した内容を確認してみてください。
対処した結果どのような結果になったかは今後紹介したいと思います。
異音の解消はとても難しいです。今回の原因だけではなく、様々な視点から車を確認してみては如何でしょうか。