こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・オイル交換前に知っておきたいポイント
・ジムニーのオイル交換(実作業あり)
・ジムニーのおすすめオイル
・オイル交換を自分でやるメリット、デメリット
オイル交換は一番難易度の低いメンテナンスです。
自分で何かやってみたい方は、最初に挑戦してみると良いでしょう。
今回はオイル交換のポイントや、ジムニーのオイル交換のやり方を画像付きで詳しく解説をします。
オイル交換の予習に目を通しておいてください。
ジムニーのオイル交換の前に知っておきたいこと
ジムニーに限った話ではありませんが、オイル交換前には知っていた方が良いこともあります。
ジムニーのオイル交換は簡単だが事前準備はしっかり
オイル交換はみなさんが思われているより非常簡単です。
知識、道具ともにしっかり準備を行いましょう。
間違った作業は故障の原因になる
事前準備が必要な理由は、オイル交換といえど故障の原因になる場合があるためです。
簡単な作業だからと言って油断してはいけません。
工具、手順をしっかり予習。簡単なので身構えなくても大丈夫
必要な工具、手順をしっかり予習すれば故障やトラブルがおこることはありません。
事前準備、知識の学習を怠るのはやめましょう。
ジムニーのオイル交換
早速ジムニーのオイル交換に取り掛かります。
必要工具
作業円滑に進めるには、適切な工具が必要不可欠です。
![DSC_0145<img class="ranking-number" src="https://bouzu-diary.com/wp-content/themes/jin/img/rank01.png" />](https://bouzu-diary.com/wp-content/uploads/2016/07/DSC_01451-1024x576.jpg)
・ラチェットハンドル
・17mmソケット
・17mmコンビネーションレンチ
・カップ型オイルフィルターレンチ※サイズは65mm
・オイルジョッキ
ジムニーのオイル交換に必要な工具はこれだけです。
特にこだわりがなければホームセンターのセット品でも十分作業は可能です。
フィルターレンチはカップ型を購入しましょう。
ラチェットハンドルを小型の物を使用しましたが、20cm程のスタンダードなラチェットハンドルの方が整備性は良いです。
必要道具
![DSC_0144<img class="ranking-number" src="https://bouzu-diary.com/wp-content/themes/jin/img/rank01.png" />](https://bouzu-diary.com/wp-content/uploads/2016/07/DSC_01441-1024x576.jpg)
オイル受けとオイル処理パックがあればばっちりです。
オイル受けはペットボトルや処理パックでも代用は可能です。
処理パックは牛乳パックにキッチンペーパーや新聞紙を詰めて代用することもできます。
廃オイルの処理は各自治体の指示に従って適切に処分しましょう。
![DSC_0143<img class="ranking-number" src="https://bouzu-diary.com/wp-content/themes/jin/img/rank01.png" />](https://bouzu-diary.com/wp-content/uploads/2016/07/DSC_01431-1024x576.jpg)
好きなオイル、パーツクリーナー、フィルター、ドレンパッキンが必要になります。
ドレンパッキンは内径14mmです。材質は銅でもアルミでも可。
ジムニーはターボ車なので、ハードな乗り方をするならフィルターを毎回交換しましょう。
オイルを下から抜く場合、ドレンパッキンは必ず交換してください。
再利用は不可、オイル漏れの原因になります。
オイル交換作業
オイル交換を行います。
まずは暖機運転をし、オイルを暖めて抜けやすようにします。
暖機運転のし過ぎに注意しましょう。オイルが高温になり、火傷する可能性があります。
![DSC_0146](https://bouzu-diary.com/wp-content/uploads/2016/07/DSC_0146-1024x576.jpg)
赤丸がドレンボルトです。このボルトを緩めるとオイルが出てきます。
ドレンボルトを緩める前に、ボルトとオイルパンにペンでマーキングをし、締め付け位置が分かるようにしておきましょう。
ドレンボルトを外すとオイルがあふれてくるので、緩めながらボルトを押し付け、完全にボルトが取れたら、一気に離してください。手に廃油が掛からずに済みます。
青丸がオイルフィルターです。
緩めて外すだけですが、フィルター内にもオイルが残っているので垂れないように注意しましょう。
手を汚したくない場合、ビニール袋でフィルターを包んで外せば汚れる可能性は減ります。
オイルが抜けきったらパッキンは新品にし、ドレンボルトを締めます。
トルクレンチがない場合、先ほどのマーキングした位置までドレンボルトを締めます。
これで一応規定トルクで締めた事になります。
今後の整備の幅が広がるので、安くてもいいのでトルクレンチを一本持っておくと良いでしょう。
49N・m {500kgf・cm}
※ワッシャーは新品を使用。
次はフィルターの取り付けです。
オイルフィルターについているOリングにオイルを塗ります。
このOリングはエンジンと接するので新品オイルの塗布を忘れずに行いましょう。
オイルフィルターは、Oリングが接地してから1-3/4回転締めこんでください。
オイルフィルターの締め込みには決して工具は使用しないでください。
オイルを入れればオイル交換は終了です。
・オイルフィルター交換:3.0L
・オイルフィルター交換なし:2.8L
※規定量はあくまで目安です。最終的な判断はレベルゲージで行いましょう。
オイルを規定量入れたらレベルゲージで確認です。
レベルゲージはエンジンから出ている筒に、黄色い丸の取っ手が付いた金属板です。
レベルゲージには穴が2つ空いており、先端側がLOWERで上側がUPPERになります。
穴と穴の間が理想だと言われていますが、UPPER付近に入れておいた方が良いでしょう。
入れすぎはエンジンにダメージを与える可能性があるので注意してください。
ジムニーにおすすめのオイルは?
ジムニーに是非おすすめしたいオイルがあります。
実際に私が使用して効果を実感したオイルです。
詳しくはジムニーのおすすめオイルは?モービル1が性能、価格で一番おすすめ。をごらんください。
オイル交換を自分でするメリットとデメリット
オイル交換を自分で行うと必ずデメリットもあります。
詳しくは【誠意準備中】で解説しています。
まとめ:ジャッキアップ不要で、初めてでも大丈夫!
オイル交換の作業はいかがでしたか?
とても簡単な作業だったと思います。
注意すべき点もありますが、予習をしっかり行えば問題なく作業ができるはずです。
オイル交換のポイントを押さえ、自信をもって作業に取り掛かりましょう。
ぜひオイル交換に挑戦してみてください。