ジムニー

リビルト品でリフレッシュ?オーバーホールとリビルトの違い。

JA11に乗り換えるべく、日々良い車両を探していますが、なかなか見つかりませんね…

ジムニーを多く取り扱うショップに連絡を取ってみましたが、状態の良いJA11の絶対数が少なくなってきているとの事です。
それでも無い訳ではなく、あっても年々価格が上昇しているらしいです。
あまり人気がない?パノラミックルーフは状態が良い物がまだまだあるらしいのでオススメとの事。

状態の良い車体を探すと言っても、20年以上前の車両なので劣化している箇所が多く、状態を良くするにはそれなりのコストが掛かります。
コストを掛けず、程度を良くするために注目したいのが、「リビルト品」です。

リビルト品

リビルト品とは、壊れた部品(エンジンやタービンなど)の壊れたパーツや劣化したパーツを新品or同等品に交換し、リフレッシュさせた物です。
外見はブラストを当て、その後塗装を施すので見た目は新品です。

近年リビルト品が多くなってきた理由が、「環境への配慮」です。後で説明しますが、メーカー指定の値で修理をすると廃棄部品が多くなり、環境に良いとは言えません。
使えるものはなるべく使うというコンセプトで作られています。
ですが、中には粗悪品もあり当たり外れが多いと言われています。

JA11のリビルト

ジムニーは人気車種故リビルト品が豊富で、未だに純正部品がほぼ全て供給されています。
※ジムニーは古くから基本設計が変わっておらず、共通部品化することで旧車の部品を供給できるようになっています。

修理の際、小物なら純正部品を使っても良いですが、大物だと純正部品で修理すると高額になってしまいます。
修理代をなるべく安く抑えるために使用するのが、リビルト品です。

ジムニーでリビルト品が利用できるのは…

  • エンジン
  • ミッション
  • タービン
  • ラジエーター
  • オルタネーター

以上の5つがリビルト品を使用する場合が多いパーツです。

この中でもタービンは手軽に交換が可能で、自分で交換してしまう人が多くいます。

ボディが綺麗な物を買い、主要部品をリビルト品に交換すれば安価に程度の良いJA11が作れます。

オーバーホールとの違い

リビルト品は良くオーバーホールと何が違うのか比べられますが、はっきり言って別物です。
予算があるならオーバーホールをオススメします。
では、何が違うのでしょうか。

規定値と許容値

各部品には、「メーカー指定の規定値」というのが存在します。
この規定値を超えている場合、著しくパフォーマンスが低下し、故障のリスクが高まる…訳ではありません
あくまで交換しましょうねーの目安です。使えないわけではありません。

許容値とは、メーカー指定の規定値よりはオーバーしているが、ここまでは大丈夫だという許容範囲の事です。
許容範囲内なので、直ぐに壊れるわけではありません。許容範囲内ですので…

リビルトとオーバーホールでは、規定値の許容値の考え方が異なり、品質に差が出ています。

オーバーホール

オーバーホールはメーカーの基準に沿って修理を行うので、規定値ではない部品は破棄します。
これが許容値でまだまだ使える部品でも、新品に交換します。
ですので、新品ではないが極力新品に近づけるのがオーバーホールです。

リビルト

リビルト品は使える物は使うので、使えるか使えないかの判断が許容値になっています。
許容範囲内の物は全て再利用するので、品質が低い場合が多いので敬遠する方も多いです。

品質管理がしっかりされたリビルト品もあり、一概に品質が悪いとは言えません。
ジムニーではファイターエンジニアリングのリビルトエンジンが有名ですよね。

まとめ

リビルトとオーバーホールの違いを書いて見ましたが、あなたはどちらを選びますか?

リビルト品には保証がついている物が多いので、必ず保証があるものを選びましょう。
私はコスト重視でいく為、リビルト品を多用してジムニーをリフレッシュしたいと思います。

ABOUT ME
だいぼうず
関東在住の2児の父。 車とバイクをこよなく愛し、多趣味すぎる一面も… 主にバイクや車、家電製品にガジェットについて書いています。