トレーニング

HG-YX-5003をレビュー!気になる点もあるがコスパが高くこれは買い!

遂に購入したスピンバイク、ハイガー HG-YX-5003を早速使ってみました。
開封・組み立てについてはこちらの記事をご覧ください。

遂にスピンバイク購入!私が選んだのはハイガー HG-YX-5003です♪先日スピンバイクを購入すると宣言しました。 そして遂に購入をしたのがこちらです! ハイガー HG-YX-5003です! ...

HG-YX-5003の推奨身長

スピンバイクを購入する事になり、一番気になっていたのが推奨身長です。
母親の為に購入するスピンバイクなので、母親が使えなければ怒られてしまいます。
因みに、母の身長は153cmです。

HG-YX-5003では推奨慎重以下の人でも問題なく使用可能です。
もう少し背が低くても大丈夫そうです。153cmでも結構余裕があるようです。
150cm位がボーダーラインでしょうか。推奨身長は155cm以上なので、購入は自己責任でお願いします。

何故使えたのか…

各部の調整範囲

HG-YX-5003は、ハンドルとサドルの位置を調整することが可能です。
それにより幅広い身長に対応する事が可能です。
先ほども書いたとおり、推奨身長は155cm以上ですがそれ以下の方でも使用可能です。

ハンドル

ハンドルの調整範囲を紹介します。

hg-yx-5003_21引用:ハイガー産業

ハンドルは5段階の調整が可能となっています。母は5段階目の107cmで使用しています。
高くしたほうが身体が起き、体勢に無理がありません。
試しに99cmで使用してみると大勢がキツ過ぎるようです。

低くすればするほど前傾姿勢になり、きつい体勢になります。

img_20161011_190521

青丸の方で高さ調整を、赤丸の方で固定を行います。
固定ネジをしっかり閉めこまないと結構ガタが出ます。

サドル

サドルは前後と上下に調整が可能です。
サドル調整を調整する事で、背の低い方でも使えるようになります。
もちろん背の高い方でもスムーズに漕げるように調整幅がかなり広くなっています。

サドル調整が一番身長差に効果がある調整箇所です。

hg-yx-5003_17引用:ハイガー産業

まずはサドルの高さです。
こちらもハンドル同様5段階の調整が可能です。
母は一番低い74cmで使用していますが、跨るのに少し苦労するようですが、座ってしまえば漕ぐのに支障はないそうです。

hg-yx-5003_18引用:ハイガー産業

サドルは前後に10cm調整が可能になっています。
サドルを一番前にすると背の低い方でも使用可能になります。
後ろにすればするほどハンドルまで遠くなり、漕ぐどころではなく体勢を維持するのがやっとだそうです。

img_20161011_190501

赤丸が前後調整青丸が高さ調整用のネジです。
サドルにはガタ防止用固定ネジがなく、激しく漕ぐと少しガタが気になります。
無酸素運動メインで考えている方は赤丸のネジを強く締める等の対策が必要です。

サイクルコンピューター

HG-YX-5003には、6種類を同時表示可能なサイクルコンピューターが搭載されています。

img_20161011_190452

上から…

  1. 速度
  2. 回転数
  3. カロリー
  4. 距離
  5. 時間
  6. 心拍数

を表示しています。
精度は低いと思いますが、これがなかなか便利♪
今自分がどれくらい運動したのか目に見てわかるので、モチベーションアップと持続が可能です。
心拍数はかなりいい加減です。

音はうるさい?

皆さん気になるのは「音」ではないですか?
家で使用するなら家族の目もありますし、集合住宅ではご近所の目もあります。

スマホアプリでどの程度の音量か計測してみました。

計測場所停止時無抵抗小抵抗高抵抗
バイクから30cm53db55db58db58db
隣の部屋53db53db53db53db

室内なのに何故かうるさい我が家ですが…
数字にすると意外とうるさい?と感じますが、本当に静かです。
隣の部屋にはまったく音が聞こえませんし、同じ部屋でも離れていればうるさいと感じません。
もちろん、近くでも大声で話す必要がないほど静かです。

気になる点

使用して数日経ちますが、何点か気になる点が。

ハンドルが若干曲がっている

無加工状態で組み付けを行うとハンドルが若干曲がっています。
穴位置は「個体差」もろに出るので一概には言えませんが、我が家に来た固体ではズレが有りました。

長穴加工をする事で解消できるので、気になるようでしたら100均でヤスリを購入して加工しましょう。

ナットの緩み

ホイールをとめているナットが緩んでいました。
アジャスターがありますが、それもゆるゆる…ベルトの張り調整用だと思いますが、ここは購入後ご自分で調整をオススメします。
取り敢えずナットを増し締めしましたが、異常はありません。ベルトの張り作業は必要ないかもしれません。

ペダルアームと言うのでしょうか…こちらを車体に留めているナットが徐々に緩んできます。
付属工具では増し締めが出来ない箇所なので、ラチェットハンドル等のソケットを準備する必要があります。
すぐに取れることはありませんが、いつかは増し締めが必要になります。

半組み立て状態で届きますが、ほぼ全てのボルトが緩いです。
トルク管理なんてものはないのでしょうが、せめてしっかり締めて欲しいものですね。

高強度のボルトとロックナット又はロックタイト塗ってもいいかもしれません。
ベアリングを国産の高回転用に交換すればかなり効果がありそうです。

まとめ

全体的にしっかりした製品ではありますが、トルク管理等はなく、長く使用するにはそれなりに手を加える必要があります。
機会があれば、ベルト交換に挑戦してみるつもりです。

値段の割には良い製品なのは間違いありません。
上記のようなちょっとした不具合が嫌なのであれば、高級品の購入をおすすめします。

ABOUT ME
だいぼうず
関東在住の2児の父。 車とバイクをこよなく愛し、多趣味すぎる一面も… 主にバイクや車、家電製品にガジェットについて書いています。