いきなりですが、皆さんにとってガレージに必要不可欠な物って何ですか?
人それぞれ違うものを挙げると思いますが、私にとって必要不可欠なのは「ラジオ」です。
バイクや車のショップに出入りする機会が多いのですが、必ずと言って良いほどラジオが流れています。
有線放送の場合もありますが、無料で色々な番組を聴くことが出来るラジオの方が多い印象でした。
ラジオを置くにしても、どうせならガレージに合ったラジオを置きたいですよね?
現在工事中のガレージは内装をOSB合板ですべて囲い、「アメリカンビンテージ」なガレージにしたいと思っています。
となると合うラジオは「ビンテージラジオ」ではないでしょうか。
現代のラジオではなく、ビンテージラジオの購入を決意しました。
早速安価でビンテージラジオを譲っていただいたので紹介をしたいと思います。
ビンテージラジオ
ビンテージラジオと言われてもなかなかどんな物か想像できませんよね?
現代のラジオとは違い、大型で多機能…現代のラジオより存在感があり面白いこと間違いなしです。
ラジオブーム?の1970年頃(まだ生まれていません)、ラジオと言えばソニーかナショナルだったそうです。
ソニーのスカイセンサーシリーズ、ナショナルのクーガーシリーズ。どちらもメイドインジャパンを誇れる素晴らしいラジオだったようです。
どちらかと言うとナショナルのクーガーシリーズの方が形が好みだったのでクーガー2200を購入することにしました。
クーガー2200
クーガー2200はBCLラジオの名機と言われています。
※BCLラジオ:短波放送の受信が可能で海外のラジオを聴くのが流行りだったようです。
ソニーの名機、ICF-5900がライバルに位置付けられる機種で、現在でもクーガー2200、ICF-5900共に状態が良い物は高額で取引されています。
高額で購入するなら新品で購入できるラジオを選んだほうが絶対に良いと思いますが、そこそこの値段で機能に問題がないようなら絶対に買いだと思います。
購入したクーガー2200です。
外装に年式なりの傷や汚れがありますが、綿棒などで丁寧にクリーニングすればかなり見違えると思います。
本体を揺すってみるとカラカラ音がしますが、どこか割れてしまったのでしょうか…
クーガーシリーズで目につくのは特徴的なジャイロアンテナです。
これが壊れて自立しない個体が見られますが、購入した物は問題ありませんでした。角度の変更も大丈夫です。
ロッドアンテナの先端が健在で、伸縮に若干の重さが感じられますが問題なしです。
アンテナを倒す事が出来ないので何らかの不具合があると思われますが、ラジオの受信には影響がなさそうなので当分はこのままです。
電源を入れてみました。
メーターがしっかり振れています。
照明もバッチリ!暖色でアンティーク感が増して良いですね。
周波数のズレは専門的な機材や知識がないので確認できません。
受信しながら確認をすれば良いのですが、まだそこまでは着手出来ていません。説明書にズレの修正方法が載っているので参考にしながら試してみるつもりです。
アンティークラジオの多くで「ボリュームのガリ」が発生しますが、購入したクーガー2200でもガリが出ていました。
気になる程でも無いのでこのまま使うつもりですが、今後の課題にしたいと思います。
まとめ
ガレージにぴったりのラジオを購入しました。
レトロなラジオは見た目も良く、所有感を満たしてくれます。現状不具合が多少ありますが、試聴するのには問題がないのでこのまま使っていきたいと思います。