SRX600はシングル空冷エンジンです。
シングルエンジンで大排気量の為、オイル管理がかなりシビアです。
ノーマルでもオイルクーラーが取り付けられていますが、容量不足の為無改造でもオイルにとって良い状態ではありません。
そこで、先日社外品の大容量オイルクーラーを取り付けました。
初期型のSRX600はクラッチ側のケースカバーにオイルラインが接続されており、後期型の物に比べ効率が悪いといわれています。
そこでオイルラインを変更し、クランクケースとオイルタンクへ接続を行いました。
そうするとケースカバーの取り出し口が余ってしまうので、油温計のセンサーを取り付けることにしました。
油温計
SRX600に油温計を取り付けている方の多くはヨシムラの物を取り付けています。
私もそれが欲しかったのですが、中古でも高額な為却下。webikeのセールがちょうど開催中だったので安価でゲットできました。
購入した油温計はこちらです。
デイトナのアクアプローバのHGテンプメーターです。
値段の割に評判が良く、日の光が当たっていても見やすいメーターになっています。
中身はこんな感じです。
ハーネスが長くなっているのは地味に嬉しいです。
実はこれだけでは取り付けを行うことが出来ません。
車種に合ったフィッティングが必要になります。
SRX600にはM14×1.5の物が合います。
同時に購入したZETAのドレンボルトはエンジン左側にあるドレンボルトとして使用。
元々取り付けてあったドレンボルトはケースカバーのオイル取り出し口に栓として使用します。
取り付け
部品の準備も終わったので取り付けを行います。
まずはケースカバーのオイル取り出し口にセンサーのフィッティングとドレンボルトを取り付け。
ワッシャーは必ず新品を使用しましょうね。
次は配線処理です。
センサーを取り付け、配線を大体の取り付け場所に這わせます。
接続場所は説明書に詳しく書いてあるのでその通りに。
赤線をバッテリーの+へ、黒はボディアースとしました。
※説明書には黒線はバッテリーの-と書いてありますが、ボディアースで大丈夫です。
次は茶色線をイグニッションONで通電する配線へ取り付け。
このような場合、ヘッドライトやテールランプ、ホーンから電源を取るのが定番です。
SRX600の場合、ヘッドライトの消灯が可能なのでヘッドライトとテールランプから電源を取ることが出来ません。
今回はホーンから取ることにしました。
トップブリッジに両面テープで留めようと思っていましたが、デイトナのメーターステーで取り付けることに。
後は配線をまとめ、メーターを取り付ければ完成です。
イグニッションONでメーターがしっかり始動しました。
まとめ
今回購入した油温計はオープニング機能があり、値段に似合わない豪華な仕様です。
液晶がブラックの反転液晶なので直射日光でも読みやすく、時刻の表示もしてくれるのでかなり嬉しい仕様です。
フィッティング次第で様々な車両に対応出来るのでおススメ出来る油温計です。
水温計にも、REVバージョンならタコメーターにも。
メーター周りのちょっとしたカスタムに如何でしょうか。