先日紹介したカブ…
ぼちぼち部品も集まってきたので分解、メンテナンス作業を開始します。
まずは滑ってしまっているクラッチを交換すべく、クラッチ側の分解を行いたいと思います。
ホンダの横型エンジン(カブ系エンジン)はモンキーやゴリラ、シャリーにダックスと4miniと言われるジャンルの車両に採用されているエンジンです。
分解方法を解説したサイトは月の数程あり、素人の方でも安心して分解をする事が出来ます。
クラッチ側の分解には数点特殊工具が必要になりますが安価なので購入しておいて損はないでしょう。
クラッチ分解
それでは分解を始めます。
まずはこちら。写真を取り忘れてしまい完了後の物ですが…
クラッチ側のクランクケースカバーを取り外します。
購入したエンジンはボルトがステンレスのキャップボルトに変更されており、分解歴がありそうです。
プラハンで叩いてもなかなか取れず、なんとか外れましたが歪みがありそうです。
ステンボルトはあまり好きではありませんが、このまま使う予定です。
右側にある円盤がクラッチです。
クラッチの滑りの原因はこいつですので、まずはこちらを外してしまいます。
クラッチレバー、クラッチボールリテーナー、スプリング、ベアリング、クラッチカムを取り外します。
カバーを外します。
ネジが硬い場合があるので、出来ればショックドライバーを準備しましょう。
センターに見えるロックナットを専用工具で取り外します。
このような専用工具が売られています。
メーカー品は高額なので安い外国製の物でも問題はありません。
ここでもうひとつ周り留めの特殊工具が必要になりますが、インパクトがある場合は不要です。
手で緩める方は必須です。
緩めたらクラッチ一式が取り外せます。
エンジン内部の清掃の為にドリブンギアも取り外して完了です。
まとめ
特殊工具が必要な作業ですが、時間を掛ければ初めての方でも問題なく行える作業です。
今回は分解編でした。次回はついでのオイルポンプ取り付け編をご紹介します。