ホンダのカブ系横型エンジンはカスタムの幅が広くてとても人気がありますよね。
ここ数年横型エンジンとは無縁の生活でしたが、先日古いカブを入手したのでカスタムする事にしました。
入手したカブについてはこちらをご覧ください。
本日はボアアップをするなら一緒に済ませたい「オイルポンプの大容量化」を行いたいと思います。
オイルポンプ
横型エンジンのカスタムでオイルポンプの交換は定番ですよね。
今後強化クラッチとボアアップを予定しているので一緒にやってしまいましょう。
オイルポンプにアクセスするには、以前のクラッチ分解作業と同じです。
こちらを参考にしてください。
オイルポンプがこちらです。
小さなポンプですが、とても大切な役割を担っています。
取り外すにはネジを三本緩めるだけです。クラッチ同様に固着している場合があるので、ショックドライバーの使用をおすすめします。
オイルポンプを取り外すとこのようになります。
あとは大容量の物を取り付けるだけですが、その前に「オリフィスの拡大作業」を必ず行いましょう。
今回準備したオイルポンプはシフトアップの物です。
取り外した物と比較すると分厚くなっているのが分けるでしょうか。
米強化クラッチと大容量オイルポンプの組み合わせによっては接触する場合があります。出来れば同一メーカーの物にしましょう。
オリフィス拡大、取り付け
オリフィスにアクセスするには腰上の分解が必要になります。
腰上の分解はこちらをご覧ください。
こちらが拡大前のオリフィス。
こちらが拡大後です。
拡大径は色々な意見が見受けられますが、カスタムメーカーが多く採用している2.0mmにしました。
オイルポンプはドリルセットの物もありますが、アルミなので100均の物で十分です。
拡大後、しっかりとキリコを取り除いいて取り付ければ完了です。
ガスケットも忘れずに!
まとめ
オイルポンプの大容量化はボアアップとなるべく同時に行った方が良いでしょう。
ノーマルでも問題はないようですが、どうせクラッチの強化もしなくてはならないので同時施工をおすすめします。