前回は専用工具で無事かもめカブの全バラに成功しました。
早速塗装に取り掛かりたいと思います。
前回の全バラ編はこちらをご覧ください。
ペーパー掛け
本来は塗装を全て剥離し、錆の除去を行った後に塗装をするのが正解なのですが、面倒なのである程度の錆処理とペーパー掛けで塗装に取りかかります。
ペーパー掛けが終了したパーツ達。
一部のパーツにはプラサフを塗ってあります。
※理由は後程
フレームも全体的にペーパーを掛けます。
ネック部は複雑に部品が溶接されています。
全てをペーパー掛けするのはちょっと無理ですね。
こんなときサンドブラストがあると便利です。
塗装
早速塗装に取り掛かりたいのですが、まずは脱脂からのマスキングです。
カブはマスキングが必要な場所があまりないので楽でした。
脱脂はペイント薄め液を使用。
※シリコンオフだと黒の塗装が溶けて悲惨な事になる為、敢えてうすめ液を使用しました。
今回使用する塗料はこちら!
車の刷毛塗り全塗装でお馴染みのタカラ塗料の世田谷ベースカラーです。
色はこんな感じ。
ミリタリー感がありますが、塗ってみると意外と明るい色なんですよ。
当初はガンで吹く予定でしたが、諸事情で刷毛とローラーでやることにしました。
ガンの予定だったのでプラサフがしてあったんです…
使用する道具たち。
ローラーの取っ手以外はカインズホームで揃えました。
塗装跡が残らないようにするためにローラーは短毛をチョイス。刷毛にもひと手間加えます。
まずは手で抜ける毛を全て抜きます。
そうすると毛先が不揃いになるのではさみでカット。
良い感じです。
塗料のうすめ率は説明書を参考に水を10%としました。
容器に入れて撹拌棒で撹拌をします。
あとはひたすら薄塗りを心がけて塗るのみです。
塗るのに必死で外が暗くなり写真はありません。
後日再度上塗りをするのでその際に全体の写真を公開します。
まとめ
ガンほどとはいきませんが、艶消し色なので刷毛やローラーでも綺麗に塗れそうです。
もう少し暗い色でも良かった気もしますが、水性塗料なので塗り直しも簡単。
今後は気分に合わせて