こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・バキュームゲージは本当に必要なのか
・キャブレーターの同調の重要性
・おすすめのコスパ最強バキュームゲージ
最近のバイクはインジェクションが採用されており、同調とは無縁になってきました。
ですが、昨今人気の旧車はキャブレーターを採用しており、キャブ車では同調が必須になっています。
古いからこそ定期的な同調が必要です。
今回は、同調とバキュームゲージについて詳しく解説していきます。
バキュームゲージは本当に必要なのか
キャブ車に乗るならバキュームゲージは持っておきたい…
でも必須と言い切っていいのでしょうか。
キャブ車では必須と言っても良い
多気筒のエンジンに限り、ほぼ必須、持っていて絶対損はないのがバキュームゲージです。
必ず必要になる場面が出てきます。
メンテナンスを全てお店に任せるならこの限りではありません。
少なからず時間とともに狂ってくる
同調は必ず狂うものです。
時間と共に、少しずつ狂っていきます。
每日の積み重ねなので気が付きにくいんです。
安いものでも良いので持っておこう
同調に必要なのはバキュームゲージと根気だけです。
自分で挑戦してみたい方は安物で構いません。
一つ持っておいても損はないでしょう。
キャブレーターの同調の重要性
同調が必要なのはお分かり頂けたと思いますが、同調はなぜそこまで重要なのでしょうか。
本来の性能を発揮するにはバランスが大事
同調とは、本来の性能を発揮するための作業であり、改造ではありません。
実は販売時から多少の誤差はあると言われていますが、とにかくバランスが大事なんです。
全てのキャブが同時に同じ量開く必要があるから
同調と言われてもいったい何をしているのか。
知識がないと見当も付かないでしょう。
一言でいえば『すべてのキャブが同じように開くようにする』作業を同調と言います。
オーバーホールをしていなくても、定期的な同調を
同調はオーバーホールのついでに行う事が多いのですが、定期的に行うことを推奨します。
狂わないと思われがちですが、はっきり言って狂います。
乗ってれば必ず狂ってきます。
同調はレスポンス、パワー出力、燃費全てに作用する大切な作業でとても重要です。
おすすめのコスパ最強バキュームゲージ
実際に私が購入してみておすすめできるバキュームゲージを紹介致します。
ストレートの４連ゲージ
ストレートから出ている４連のバキュームゲージは非常におすすめです。
安価で、個人で使用するには精度も申し分ありません。
２気筒なら１個でも問題なし
２気筒でも４連バキュームゲージを購入しても良いのですが、単品でも販売されています。
２気筒なら１つのゲージで同調を取ることが可能です。
４気筒の場合は素直に４連を買いましょう。
作業性が違います。
アストロとストレートならストレート
身近な工具屋さんと言えばアストロとストレートですが、私はストレートの物をおすすめします。
ストレートのバキュームゲージはバイク用にしっかり作られているので、使い勝手が素晴らしいです。
コスパも抜群！
アストロの物が使えない訳ではありませんが、精度と使い勝手からストレートの物をおすすめしています。
まとめ：多気筒のバイクなら必須！持っていて損はないバキュームゲージ
多気筒バイクなら同調は必須です。
それに伴い、バキュームゲージは是非持っておきたいツールです。
バイク屋に任せても良いのですが、それほど難しい作業ではないので興味がある方はチャレンジしてみてください。
