VTZ250

ヤフオクで買ったVTZ250をメンテナンス!part.1バラシ編

ぼうず
ぼうず
ヤフオクで購入したVTZ250をばらしていくよ!整備が必要そうな箇所を徹底的にバラシ、状態の確認も同時に行っていきます。

本記事の内容

・VTZ250の状態
・VTZ250をばらしていく!
・ヤフオクでVTZ250購入!
・VTシリーズの伝説

ヤフオクで相場よりちょい安で入手したVTZ250。

実働との事でしたが、怪しい香りがプンプンします。

このままでは安心して公道を走ることができなので、メンテナンスを行います。

まずはバラシと詳細な現状確認からスタートです。

※本記事は動画から画像を切り出しており、画質が荒くなっております。
VTZ250シリーズは動画メインで進めている為、ブログの内容は補足、確認用にご活用いただければ幸いです。

VTZ250の状態

こちの動画でどのような状態か説明しています。

良ければ御覧ください。

やっぱりヤフオクの実働だった

外装はキレイですが、中身は正直疑問が残るところです。

バイクに詳しくない人が実働と言われるとしっかり走るバイクだと考えると思います。

でもそこはヤフオク。

エンジンがとりあえず掛かるだけのVTZ250でした。

私は整備前提、そのまま走れるわけがないと分かって購入しています。

エンジンは掛かるがそのまま乗るには危険すぎる

とりあえず問題なくエンジンは掛かる。

エンジンの始動に少し問題はあるが、一応かかります。

でもエンジンが掛かる=走れるではありません

徹底的にメンテして安心して乗れるVTZ250を目指す

ヤフオクで業者から購入したバイクは素性が不明です。

徹底的に不安要素を取り除く必要があります。

そのために、まずは分解。現状把握。

そして安心できるVTZ250の出来上がりです。

VTZ250をばらしていく!

さっそくVTZ250をバラしたいと思います。

今回は足回りの分解です。

リアホイールの取り外し

まずはチェーンガードを外します。

VTZ250のリアホイールを取り外します

次はホイール。

アクスルシャフトとナットは17mmと24mmです。

チェーン調整のナットはダブルナットになっているので注意しましょう。

アクスルシャフトの状態は良好です

アクスルシャフトの状態はカジリも無く良好

ですがグリスは完全に乾ききっているので、このまま乗り続けると危険でした。

ちょうど良いタイミングだったと思います。

ホイールベアリングは既にゴロゴロでした

ホイールベアリングは既にゴロゴロ感が出ており、交換時期です。

若干のグリス感は残っていました。

ドラムの状態は良好です

ドラムの状態はとても良く、目立つ摩耗もありませんでした。

シューは純正が付いていました。交換です

シューは多分一度も交換していないと思われます。

純正品が付いていました。

まだまだ使えるシューですが、新品に交換です。

スプロケは再利用です。

スプロケは再利用です。

山の消耗もあまりなくもう少し使えそうです。

ハブのベアリングに不具合はありませんでしたが、他のベアリングと同時交換推奨です。

フロントホイールの取り外し

続いて、フロントホイールの取り外しです。

フロントホイールは、まずキャリパーから外します

画像中央の金色の物がキャリパーです。

ホイールを外すにはまずキャリパーを外すと良いでしょう。

キャリパーを外さなくてもホイールは外れますが、今回はメンテナンスなので最初に外してしまいます。

赤丸がキャリパーをフロントフォークアウターを繋げているボルト

青丸がブレーキパッドを固定しているピン

黄丸がバンジョーボルトになります。

赤丸のボルトを外せばキャリパーは外れます。

キャリパーのメンテナンスも行う場合、青丸と黄丸も緩めておくと後で楽です。

ホイールが外れました

ホイールが外れました。

ブレーキローターは目立つような歪み、消耗もなくまだまだ使用可能。

ブレーキローターを外した形跡がないので、多分実走行だと思われます。

フロントもリア同様、ベアリングはダメです

ホイールベアリングは既にゴロゴロ感が出ており、既にダメになっていました。

リア同様にこちらも交換予定でしたので問題ありません。

ホイールベアリングは1個数百円で購入できる部品です。

定期的に交換しても良いと思います。

その他の確認

スイングアームは錆が目立ちます

スイングアームは錆が目立ちます。

錆転換剤を塗られた跡があり、適当に処置をしたのが見てわかります

スイングアームは再塗装が必要になるでしょう。

ハブダンパーはまだ柔らかいです

ハブダンパーはまだ柔らかいですが、交換するか迷っています

一度交換すれば何年も使える物ですので、せっかくだから…悩み中です。

リアサスのリンクは汚れがひどいです

リアサスのリンクは泥汚れが溜まっており、手入れが行き届いていなかったようです。

ここのシールやベアリングが傷むことはあまりありませんが、交換します。

フロントフォークはオーバーホール必須です

フロントフォームのダストシールは左側だけ錆が出ています。

フォークはオーバーホールを行います。インナーチューブは新品を準備しました

ブレーキキャリパーは再利用が不可かもしれません

ブレーキキャリパーは再利用不可かもしれません。

ピストンのダメージが酷く、キャリパー内壁を痛めている可能性があります。

ピストンは人的要因で痛んでいます。

こちらはオーバーホール時にどのような状態になっているか紹介したいと思います。

まとめ:予想通りの程度!徹底的なメンテナンスを

ヤフオクの業者から購入しただけあり、側はキレイだけど中身は微妙…

予想通りでした。

これから徹底的にメンテナンスを行っていきたいと思います。

YouTubeでVTZ250の動画をアップしています。

良ければご覧ください。

ABOUT ME
だいぼうず
関東在住の2児の父。 車とバイクをこよなく愛し、多趣味すぎる一面も… 主にバイクや車、家電製品にガジェットについて書いています。