工具

サンドブラストを自作!レストアの幅を広げてみよう♪

サンドブラストは専用の設備が必要と思われていますが、実は自作することができます。
エアーコンプレッサーはどうしても必要ですが、その他の部品はホームセンターで揃えることが可能です。
少しこだわって作りたいならオークションなどで廃材を利用するのもいいでしょう。

直圧式のサンドブラストなら家庭用のコンプレッサーでも十分な性能を発揮してくれます。
家庭でできる直圧式サンドブラストキットなるものも売られていますが、せっかくなら安く、誰にでも作成可能な方法で直圧式のサンドブラストを自作してみようと思います。

直圧式サンドブラスト

家庭で、なおかつ自作するなら直圧式のサンドブラストにするべきです。
100Vの非力なコンプレッサーでは連続使用時間に制約はあるものの、十分な性能を発揮してくれます。
使用するメディアで仕上がりに違いが出るので用途によって使い分けましょう。

メディア用タンク

まずはメディア用タンクを作成します。
タンクにはメディアを入れ、圧力を掛けるのである程度の強度が必要です。
ガスボンベや消火器のなどの圧力を掛けることを想定して作られている物が理想ですが、塩ビ管でも十分圧力に耐えられる強度を持っています。
今回は消火器が安く入手できたので消火器を改造してみます。

消火器改メディア用タンク

メディアを入れるタンクは消火器を改造して使用

今回用意した消火器です。
家庭用の消化器でも十分な大きさです。

消火器の中にはガスが充填されたボンベが残っている

消火器の中にはガスが充填されたボンベが残っています。
このままでは危険なので消火器にセットし、レバーを握ってガスを放出します。

勢いよくガスが噴出するので周りに人がいないか確認してから行ってください。

内部のアルミパイプはパイプカッターでカット

中のアルミパイプはパイプカッターで少しカットします。

ホースが取りりつけられていたネジ穴は拡張

ホースが取り付けられていたネジ穴を拡張します。

ここは二度とばらす事はないので最終的に金属パテで固定してしまいました。

パイプに穴を空け、タンク内にメディアが残るのを抑制

穴を空けてエア経路を増やし、内部のメディア残りを軽減させます。

穴はこれだけ開ければ十分です

穴はこれだけ開ければ十分です。

消火器の底に穴を空け、バリ取りと塗装を剥がします 横にも穴を空け、バリ取りと塗装を剥がします

消火器本体の横と底に穴を空け、バリ取りと溶接の為の塗装はがしを行います。

横の穴はメディアを入れる穴なので高めが良いでしょう。
蓋を外してメディアを入れる場合は横の穴は不要です。お好みでどうぞ。

準備したホースや配管を接続

配管を溶接し、準備した配管類を接続していきます。

全て接続すれば完成です

全て接続すれば完成。とても単縦な構造なので画像を参考に作成してみてください。

直圧式サンドブラスののメカニズム

簡単にではありますが、図を描いてみました。
エアが入る場所とメディアが出る場所にレバーは必須です。

直圧式の構造はとても簡単なので、メディアに直接圧力が掛けられれば配管の取り回しに決まりはありません。

キャビネット作成

キャビネットも買うと高額なので自作してしまいましょう。

キャビネットに使用するコンテナ

まずはコンテナから。ホームセンターで自分がブラストする部品のサイズを考慮した大きさの物を買いましょう。
小さいコンテナを買ってしまうと部品が入らない場合があるので、最初から大きめの物がおすすすめです。

プランターを2個

プランターを2個準備しました。切断して使用します。

コンテナに空けた穴にカットしたプランターを差し込み固定

コンテナにプランターのサイズの穴を空け、グルーガンやコーキングで接着と隙間埋めをします。。
コンテナがバッキバキ割れるので素材にもこだわった方が良さそう。

ガン作成

ヤフオクで既製品を組み合わせたガンが売られていますが、自分で作れば安くあがるので作ってみました。

12mmの穴を空けます

12mmの穴を空けます。

セラミックノズルを入れる

セラミックノズルがピッタリはまりました。

Oリングで漏れ防止

一応Oリングも使ってます。

ガンの完成です

自分で作れば数百円で完成です。

メディア

アルミナ

一番ポピュラーなメディアはアルミナです。
名前から分かる通りアルミの小さな粒を使用します。

ガラスビーズ

アルミナより少しお値段が張りますが、仕上がり面がとても綺麗で後工程に塗装がある場合に多く用いられます。
今回の自作の目的は塗装前の処理ですが、予算の都合上ガラスビーズは使用しません。
アルミナでも十分綺麗な地を出す事が可能です。

珪砂

貧乏人の味方が珪砂です。
ホームセンターで20kgで500円前後で売られています。
園芸や外構工事などで使われる砂ですが、粒子が細かくてサンドブラストでの使用が可能です。
粉塵には毒性があると言われていますが、サンドブラストを行う際は防塵マスクは必須なのでそこまで気にする必要はありません。

重曹

重曹も意外と人気のメディアです。
お湯で溶けるのでキャブレータに使用する方が多いようです。

サンドブラスト開始!

サンドブラスト前のワーク

既に試し打ちをしてしまいましたが、R&Pのドラムカバーです。
塗装を剥離してから行うのが理想的ですが、面倒なのでこのままいきます。

アルミナでサンドブラスト

こんな感じに仕上がります。
使用したメディアはヤフオクで大量に売られている使用済みのアルミナです。
趣味で使用するぶんには中古のメディアでも満足できる仕上がりになります。

ABOUT ME
だいぼうず
関東在住の2児の父。 車とバイクをこよなく愛し、多趣味すぎる一面も… 主にバイクや車、家電製品にガジェットについて書いています。